攻撃が連続ヒットした場合のふっとび速度についての調べプレイです。
 タイミングの要素と、XY軸ふっとび速度の正負&速度の大きさの要素がありました。

※「同時」ヒットの場合の話ではありません。

雑に検証しただけなので勘違いや間違いがあるかもしれません。もしおかしいところがあったら遠慮なくコメントください!

タイミングの件

 ふっとび始め(ヒットストップ最後のフレームの次のフレームを1F目とすると)てから、9F 目までに次の攻撃がヒットすると、完全に後にヒットした方の XY ふっとび速度になります。
 10F 目以降にヒットした場合は、ヒットする瞬間の、前にヒットした方の残っていたふっとび速度の影響を受ける場合があります

10F目以降にヒットした場合のふっとび速度の影響

ふっとび速度は、XとYはそれぞれ同士が独立して計算されるっぽいです。

正負の要素

「後からヒットした方と、前の方の残っていたX/Yふっとび速度と正負が同じ場合:より大きい方の速度になる」
要するにXなら横方向、Yなら縦方向のふっとばしが同じ方向だったら、前後関係ではなく、前後の内でその瞬間の大きい方の速度が使われる、ということです。

「正負が異なる場合:足し算が行われる」
後から当てたことによるふっとび速度X/Yが、当てる前から残っていたふっとび速度と逆方向だった場合は、正負で足し算します。
つまり、差し引きするので、後からヒットさせると、その軸のふっとび速度はかなり低くなります。

これがわかると何がお得か

これを気にすることで、ダブルスではコンボ基礎であり、シングルスでもコンボの幅がちょっと増えます。
また、本来撃墜できたはずのメテオの効果が薄くなる場合を回避できたりします。

コンボの幅

ダブルスではこの現象がコンボの要です。
相手の食らい硬直は後から当てた方そのままなのに、横軸のふっとび速度がゆっくりなので、バレーボールのするかのようにチームメイトと交互に相手をふっとばし合えます。

シングルスでは、ダッシュジャンプが速いキャラ、要するにフォックスが、
ダッシュSJ+空中ニュートラル攻撃→着地即ダッシュでめくりながら、かつヒット直前には前進する速度を落としながら空中後ろ攻撃
とすると、あまり空中後ろで飛んでいかないので、変更次第ではそこから空中上が繋がったりします。
%がかなり限られていますが撃墜になりうるので侮れません。
MaNg0フォックスが、Armadaピーチに対して、(狙っていたのかは知りませんが)何かの大会のポケスタの試合でやってた気がします。

メテオの効果を薄めてしまうことがある

ファルコぐらいしかその状況が思いつかないですが、リフなどで打ち上げた相手に、空中下攻撃を当てる場合です。
これはよく起こる状況だと思うので、ファルコ使いは注意しましょう。

打ち上げた相手に、焦って早めに空中下攻撃を当てると、打ち上げたときの上方向へのふっとび速度が残っているので、空中下攻撃による下方向へのふっとび速度が弱くなってしまいます。
結果として、相手の食らい硬直が解ける位置が高くなるので、復帰されやすくなります。

要するに、ファルコは、リフ→空中下をする場合、できるだけ相手のふっとび速度がなくなる(=食らい硬直きれるギリギリ)まで待ってから、空中下攻撃を当てましょう

ちなみに、リフから即キャンセルジャンプして即空中下(俗に言う Shine Dair)の場合は、リフのふっとびから9F以内に空中下が当たれば、先述の通り空中下のふっとび速度がそのまま使われるので問題ないです。
あくまで、リフ→[絶空→]大ジャンプ→空中下、とかする場合です。

おまけ:調べた X, Y ふっとび速度

フォックスのリフ(to ドンキー)

初速:2.14935, 0 ※R固定値技なので%に関わらず一定
10F目に残る速度:1.34935

リフを当て、10F目に、別のフォックスが逆方向に飛ばすように更にリフをあてると、
-0.8, 0
になりました。2.14935 + (-1.34935) なので、上に書いた通り差し引きが起こっていますね。

リフを当て、10F目に、別のフォックスが同じ方向に飛んで行くように更にリフを当てると、
2.14935, 0
になりました。正負が同じなので、加算されることはなく、前後でより大きい方=後に当てた方が、使われます(2.14935 vs. 1.34935)。

ファルコのリフ(to シーク)※これしたときの%忘れました

これしてたときはYふっとび速度しか注目してなかったのでY速度についてだけ。

ある%(以後、*%)でリフを当ててふっとばした10F目のYふっとび速度:4.39262

*%でリフを当てた後の%で、吹っ飛んでいない状況で、
空中下を当てる:-4.63385
空中Nを当てる:3.52639

*%リフ→10F目で空中下を当てる:-0.24123 <=4.39262 + (-4.63385)>
*%リフ→10F目で空中Nを当てる:4.39262
<当てなかった場合も、空中Nの本来のYふっとび速度もどちらも正の値なので、より大きい方がそのまま使われた>

その他フォックスの上スマ→何か当てる、とかも調べましたが載せるの面倒になってきたのでここで終了・・・