この記事の対象

初心者~中級者

趣旨

ピーチの浮遊攻撃(主に低空スピン,浮遊からの空中前)を低空でガードした後の基礎的な読み合いを理解し,安易に掴まれないようにする。

注意

この記事の内容はあくまで筆者(ねぐ)の考えです。鵜呑みしないようにお願いします。

前提条件

浮遊攻撃を低空でガードさせたピーチはまず掴みを選択する。

前置き

 まず,何故この記事を書こうかと思ったかについて書きたいと思います。
 私はピーチをメインに使っているのですが,初心者から中級者(特に対ピーチ経験の少ないプレイヤー)あたりの人と対戦していると,こちらが浮遊攻撃をガードさせたあと,ほぼ間違いなく掴みが通ります。とにかく通ります。ひたすら通ります。しかしホントはそんなポンポン掴みは通せません。何故掴みが通ってしまうか,掴まれないためにはどのような行動をすれば良いか。この記事ではそんなことについて説明したいと思います。
 また,タイトルに(基礎編)と銘打ってある通り,この記事では基礎的なことしか書きません。どのキャラでも使える行動だけを説明したいと思います。

本題

まず,ガードした側が取り得る選択肢を以下に示します。

1.何もしない
2.即GC掴み
3.その場回避
4.ピーチから離れる方向の転がり回避
5.ピーチのいる方向への転がり回避

 このなかで1,2は確定で掴まれます(ピーチ側が操作ミスしなければ)。初心者~中級者はこの1,2の選択肢(特に2)を取りがちなので一生掴まれるわけです。特にGC掴みについては,「GC掴みの入力が遅いから掴まれているのではなく,GC掴みよりもピーチの掴みの方が早く発生しているから掴まれる」ということを理解しましょう(ムキになってGC掴みしてもピーチがミスしない限り一生掴まれます)。掴まれないためには3~5を選択しましょう。その中でも4が特にローリスクです(理由は割愛)。
 回避を混ぜるだけでピーチ側は掴みが安定択ではなくなり,読み合いになります。回避を混ぜるだけで一見愚行な1,2も活きてきます。自分の取る選択肢に幅を持たせることで浮遊攻撃をガードしてもリターンを取られずにすむことも多々有ります。

蛇足

 そもそもピーチの浮遊攻撃はガードするとピーチ側に有利フレームがつきます(しっかり低空でガードさせた場合)。要は「ガードしている時点でガードした側が不利」です。つまりはそもそもガードしなくてもすむ様にするべきなのですが,どうしてもガードしてしまう,させられてしまう状況は試合中にあると思います。そんなときにこのような基本的な読み合いを理解できてないと一生掴まれてリターンを取られてしまいます。特に遊撃,ファルコンは投げ連が入るため一回の掴みが致命的になることもしばしば。そうでなくとも,高パーセントでは前投げが破壊的な吹っ飛びになるため危険です。掴まれないのは対ピーチにおいてかなり大事だと思います。

最後に

初めにも書きましたが,この記事はあくまで基礎編です。上記の5つの選択肢以外にも取れる選択肢はありますし,キャラ毎に有効な選択肢も存在し,状況によってはガードさせてもピーチ側に不利フレームがつきます。ですがこの記事はあくまで,「浮遊攻撃後に一生掴まれることを避ける」ことを目的としているので,このような簡単な選択肢を説明するだけに留めておきます。
 あと,応用編を書くつもりはありません,というか書けません。日本最強ピーチの某Sさんにでも聞いてください。