一人で練習するだけでは、実際の対戦では全然できなかったりします。
実際の対戦で使ってみる機会、つまり人間と対戦するための環境も必要です。
それに、一人で黙々とやるよりも、人とやってる方が楽しいので長続きする気がします。
どのような対戦環境があるかを紹介したいと思います。
対戦環境の種類と、それぞれのメリット・デメリット
ネトデラと呼ばれ、導入さえ済ませてしまえば、非常にメリットの多い対戦環境です。
メリット
- 交通費・移動時間がない
- 移動時間なく短時間でも気軽に対戦を始められるので、時間を有効活用して対人戦ができる
- 普通は 1 対 1 で繋がって対戦するので、対戦の順番待ちがない
- 日本国内なら距離もあまり関係なく、離れた地方の人とも対戦できる
- 普段と違う名前を使うことで、メインキャラを使うことを期待されずに、いつもと違うキャラを練習できる
- スカイプの通話と併用することもできるので、互いが希望すれば会話しながら対戦することもできる
デメリット
- それなりのスペックの PC が必要なので、今の PC のスペックが足りなければ、お金がちょっとかかる
(ゲーミング PC 程のスペックは不要です。詳しくは スマブラDXオンライン へ) - 回線の応答速度 (ping 値)や、対戦相手との回線の相性にもよるが、実機と比べ 2-3 F 程のラグがある
- ラグにより、確認が難しい or 不可能になるので、ぶっぱなしなどの行動が通りやすくなり、強い行動が実機プレイとは異なってしまう
- スティックなどのアナログ入力の感覚が、現時点では実機と少し違う
- パソコンが非常に苦手な人は、導入するのに分かる人の力を借りる必要がある
基本的には個人宅にお邪魔することになるので、マナーを守るのは非常に大事ですし、オフルールが設けられていたら必ず守りましょう。
また、「常識」は人それぞれありますので、自分が「これぐらい別に訊くほどのことではないだろう」と思っても、他の人にとってはそうでない、ということもありますので、オフ会の主催に逐一確認した方が良いかもしれません。
メリット
- 当然ながらネット対戦特有のラグが無いので、互いにオフライン大会と同様の環境で練習できる
- 実際に顔を合わせながら対戦できるので、その場で質問し易い
- 気が合えば仲良くなり、スマブラ以外でも遊んだりする友達ができることもある
デメリット
- 対戦会を開く場所が必要なので、プレイヤーが多いだけではダメで、自宅で開ける人が必要
(多くの場合は個人宅で開催されています) - 出向く場合、移動時間・交通費がかかる
- 対戦できるテレビの台数と参加者数によりけりだが、対戦の順番待ちが生じる
メリット
- いつものフリー対戦よりも 1 勝に価値があるので、多くの人が真剣に対戦する
- 大会ならではの緊張感のある対戦・観戦ができる
- 個人宅オフでは実現不可能な多くの人と一度に会うことができる
- 大会には遠方から来る人も多いので、普段は中々会えない人とも会って交流し、対戦できる
- 公の場なので、「まだ個人宅はちょっと……」という方でも気軽に参加できる
デメリット
- 移動時間・交通費だけでなく、会場費や機材費がかかっている為、会費(参加費)も必要
- 大会進行が優先されるので、オフ会のように 1 日中フリー対戦はできない
- 互いに真剣な対戦をするが、いつも出来ることが緊張やプレッシャーで出来なかったりする
大会への参加に迷っている貴方へ
【現世界ランク1位】PPMDによるスマブラ上達理論 【大会初参加の心得】
「スマブラの大会では”他人を負かすための実力”よりも大切なことがある」
「初心者が大会に参加するために必要な社会的・経験的・技術的な側面」と、「大会参加の機会を最大限に利用するための方法」
「参加者は自らのプライドが懸かっており全力を尽くしてくると思われるので、大会というものはそれを検証するのに”最適な環境”なのです。
大会へ頻繁に参加し、また真剣な状況下でのプレイに順応しておこうとすることが重要です。
さらには「勝利を第一とするプレイ」に転換する前に「学習を第一とするプレイ」に慣れておくことも大事になっていきます。
大会とは結局”そういうもの”ですので、できるだけ自分自身を試すようにして下さい。
そして大会で得た”教訓”を「改善すべき事項」として家に持ち帰るようにしましょう。」
対戦機会を作りやすい相手との関わり方
対戦する機会を作りやすい相手との関わり方は、上達速度に大きな影響を持ちます。
自分が先を行っていることがありそれを伝えられるのであれば、相手がそれに気づいていなかったり内容が解っていなかったら、伝えていくことが上達にとって望ましいです(それは基本的に相手が格上であっても、です)。
感覚で出来ていて自分に説明はできない相手だと、相手から直接得られることが少なくて損した気持ちになる場合もありますが、それでも自分ができるならやった方が良いと考えています。
というのも、短期的な勝ち・相対的な順位付けの為に相手の上達に繋がる何かを黙っていても、他の上位プレイヤーは既にそれを知っているどころか、更にその上を行っていたりもします。
また、ほとんどの人が気づいていないようなことでも、いつか自分以外の誰かが必ず気付き広まってしまいます。
「対戦」は限りなく進歩し続けるものなので、知る人ぞ知るネタ・高度なものは、いつかそうではなくなっていきます。
どの道いつか進歩して、それに対処できる人が増え、更なる対処が必要になるのであれば、相手の上達に繋がることは早めに教えておくことで、「それに対処できる相手への対処」が自身の中でも進むので、自分の上達も早まり「絶対的な実力」が育ち易くなります。
対戦した経験が少ない相手と大会であたったときには、普段の対戦相手との相対的な実力ではなく、絶対的な実力がモノを言います。
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