やり方
- 方法1: 一瞬でスティックY軸入力値を「シールドドロップ閾値(73-75)」に入れる
- 方法2: スティックY軸入力値を76-105に入れた後、1-3Fの間に「シールドドロップ閾値(73-75)」に入れる
- 方法3: スティックY軸入力値を76-105に入れた後、4-5Fの間に0-75の範囲に入れる
- 方法4: ガード硬直が切れる5Fまたは6F前にスティックY軸入力値を0-75の範囲に入れておき、ガード硬直が切れるまでそのままにしておく
簡単に言うと:「シールドシフトになるよりは速く、そしてその場緊急回避になるよりは遅くスティックを倒す」
概要
初代スマブラでは、すり抜け床の上でシールドを張っている最中にスティックを下に倒すと、シールドをキャンセルして床をすり抜けることができました。
スマブラDXでは、シールド中のスティック下弾き入力には「その場緊急回避」が割り当てられてしまったため、一見使えなくなったテクニックの様に思われますが、非常に難易度が高くなっただけで残っています。
すり抜け床の上での防御、そして瞬時に攻撃へと転じることのできる強力なDXの超上級テクニック「シールドキャンセル床すり抜け」、通称「シールドドロップ」を解説します。
スティック入力の内部数値を扱うので、理解も少し難しいかもしれません。
ちなみに、待機状態で床すり抜けを行う場合は、実際に床をすり抜ける前にしゃがみモーションが4F入りますが、シールドドロップの場合はこれは入らず、シールドから直ちに床すり抜けを行うことができます。
解説
方法は4つありますが、最後以外で重要なのは「スティックのY軸入力値」です。スティックはゲーム機ではアナログな入力だと認識されており、横をX軸入力値、縦をY軸入力値として、それぞれ0~255の数値を用いて、どの方向にどのくらいスティックを倒しているのかを認識しています。
スティックを倒していない「ニュートラル」の状態は、X軸もY軸も入力値は128です。X軸は、目一杯左に倒せば0・右に倒せば255で、Y軸は目一杯下に倒せば0・上に倒せば255だと認識されます。まずこのようになっている、ということを理解できていることがシールドドロップの詳細な方法の理解には必須です。
注意点
すり抜け床の上でシールドを張っている際、相手が上か横から攻撃してきた場合には基本問題ないのですが、「すり抜け床の下からの攻撃」の場合には、シールドからはみ出ている自キャラの足にヒットし「ガード不能」となってしまう可能性が多いにあります。
すり抜け床の下からの攻撃をガードし、シールドドロップで反撃する場合には、「シールドシフト」を下に行って足元を守ってガードした後、一度スティックをニュートラルに戻してから再度シールドドロップの為のスティック入力をしなければならない(シールド下シフト・シールドドロップ)ので、更に難易度が高まり、スマブラDXの中でも最も難易度の高いテクニックの1つと言えるまでになってしまうでしょう。
ちなみに、ヨッシーはシールドが特殊でガード不能になることはなく、さらに「ガード硬直」もありません。
そのため、シールドシフトに意識を割く必要もなく、そしてガード硬直が無いことで他キャラよりも早くシールドドロップが行える上に、技の攻撃力によるタイミングの変化も半分(ガードストップ分のみのため)になっており、他キャラと比べると非常に使いやすくなっています。
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