Haxファルコン、よくわからん動き沢山するけど真面目に分析して解説してみます
最初に、申し訳ないながら未だによくわからない点が1つ
Haxはステップする時、絶空を挟む謎の動きをよくしますが
これは何の為?疑似ステップとして使用するにも移動速度が伸びる訳でもなく、絶空の着地隙のせいで刺し返し速度にも優れない
仮説
理由1・・・ステップでは調整しにくい小回りを確保する為?
→ロータリーや空後の間合いを合わせやすくする為
反論:そもそもロータリーや空後をあまり絶空から使わない
理由2・・・DAや横強を避ける為?
→横強がぎりぎり当たらない間合いを維持しているが、DAに無効
反論:あの絶空の使い方ではDAに対してあまりにリスクが高い、そもそも横強対策をロータリーの先端当てと膝で対処しており、かつそちらのほうがハイリターン
筆者は納得の行く回答を用意できません
Haxの注目すべき点
入力の速さ
- 立っているシークに対して発生最速の空中攻撃、空上を当てている
- 時によってはロータリーからの低%で有用なコンボとして繋げている
- 操作の速さが火力を上げる好例
先端当て
- Haxがファルコン使いの中で最も上手いと感じさせる点
- ロータリーと膝の見事な先端でシークのしゃがみ・横強にプレッシャーを与えている
- 特に膝の崩し・ダメージ稼ぎをはじめとする使用法は特筆すべき一点
ずらし
- 主に弱の叩き起こしに対するヒットストップずらし
- 難易度が高いが、それなりの精度を持っており、調べた上でしっかりと練習していることが窺える
ダメージの溜め方
- %毎の構成をしっかりパターン化している
- 例えば上投げからコンボが繋がらない場合は下投げを選択、逆にダメージ貯まりすぎて上投げから繋がらなくなる%は下投げと択をしっかりかける
- また、その場受け身やダウンを誘導する起き攻めの流れを構築し、踏みや膝といったハイリターン選択肢を当てやすくするといった工夫もなされている
シークの横強、崖待ちに対する絶妙な間合い管理
- 崖際での針待ちや崖待ちに対してリスクを抑えながらも、読み合いからの差し込みを入れれるという、難易度の高い間合い管理を維持
- 横強へ引っ掛からないようにステップと絶空(こちらは分析が合ってるかどうか不明)で間合いを調整することでシークの甘えを許さない
- それと同時に、火力の取り方をパターン化させ、コンボ火力も復帰阻止も高い仕上がりを見せていることで、対戦相手へかなりのプレッシャーを与えている筈である
- シークの始動技に対して当たらないように注意を払いつつ、同時に差し込みの機会も窺っている為、その意識配分が上手い
- また、1発入った後は試合の流れを握り、そのまま撃墜まで持っていく
- こうしたプレッシャーを常時与えられることによって、キャラ対策という要素に限定せず、対シークの勝率を上げることに貢献していると言えるでしょう
ツイート
僕は最初、Haxの強さはステップに絶空を使っているところにあると思って、
動画を見て研究し、真似したりしてみたのですが、全然うまくいきませんでした。
Haxの強さは、MARSさんのおっしゃるように操作の正確さなどにあって、
あの絶空はほとんど関係ないのです。
あの絶空も隙が生まれるようには使われていないので、ステップとして成り立って
いるのだと思います。
ふんだんに絶空を使う理由は、彼の感覚的なもので他人にはわからないものなんでしょう。
ステップのやり方も人それぞれ勝手のいいものがあるし、Haxの動画を見るときには
あの絶空は気にしなくていいものだと思います。
と、僕も以前同じ疑問を持ったときに、こういう風に自分なりに納得したので、投稿させてもらいました。
長文お許しください(笑)
つまり「人それぞれの癖みたいなもんで、戦術的な意味合いは無いけどその人にとっては必要な行動」ってことですかね
動画に載るような凄い腕の人でも分かりやすい癖ってあるもんなんですねえ
確かに、そう言ったものであると仮定すれば凄くすんなり納得できますね。
私も同じような「リズム」というものは確かに持っています。
本人に確かめたわけでもないので絶対!とは言えませんが…
きっとやらずにはいられないんでしょうね(笑)
自分もFalcon使いなのですが、動きが速い分立ち状態に戻ることで「リズム」を
整えやすい気がします。
たとえば走行から絶空をして立ち状態にし、そこからダッシュに移行するなど、
自分はそんな使い方をしています。
MachDashのようにダッシュばかりでこなしきれません。
そこらへんほんと人それぞれだと思います。
絶空とかテクニックをよく知らないけどそれなりに強い連中は、
こぞって転がり回避をします。
接近戦のときはもちろん、移動すら転がり回避を使うのです。
こっちからしたら隙が大きく、反確ものだと思って、ここだというとき以外はなるべく使わない
ようにしているものだから、なぜそれを多用するのかわかりませんでした。
でもそれを解決したのが「リズム」をとるということでした。
戦略的理由(まあ、「回避しときゃ無敵やん。」と思ってる人もいるでしょうが…)はなく、
ただそれをすると自分の「リズム(調子)」が整うからしているんだと考えました。
Haxの絶空だって、ダッシュでこなせばいい話だし、それをよく表しているのが
Falcon使いのMachDashです。
彼はHaxとは打って変わって、絶空をしている場面が見られません。
台絶はしますが、Haxのような地上での絶空はほとんど見られません。
でもそれでも強いです。
Haxの謎絶空について意見があるので投稿させてもらいます。
恐らくあの絶空には、これといった戦略的理由がないと思います。
たしかに、MARSさんのおっしゃるように、小回りやDAを避ける為にする部分も
あると思うのですが、ただ「リズム」をとる為にやっているところが大きいと思います。
ここでいう「リズム」というのは、抽象的で説明しにくい感覚的なものなので、
うまく言葉にできません。すいません。
でもみなさんそれぞれ、そういうものがありませんか?
MARSさん分かりやす解説ありがとうございます。自分はスマブラ始めてまだ日が浅いので動画を見ていても、操作とコンボ上手いなーくらいのことしか分からないので、このような動画に対する解説があるととても勉強になります。これからも動画に対する解説のような流し書き攻略の投稿をお願いします。
初めまして。
初投稿の拙文ではありますが、ご覧になって頂けて大変嬉しく存じます。
これからも、時間を探して上達を助けられるような対戦攻略記事を書いていきたいので、宜しくお願いします。
何か質問や、疑問がございましたら、またお気軽にコメント頂ければ幸いです。
早いレスポンスありがとうございます。
それではお言葉に甘えて少し疑問に思った点をお聞きします。
シークの横強に対してロータリー先端が有効なのは理解できますが、膝が有効な理由がよくわかりません。
判定では膝に分があると思いますが、発生では断然向こうが有利なので同じタイミングで出していると一方的に負ける気がします。これに対しては横強読みで先に膝を置いておき膝の強判定を横強に合わせるという振り方をするのでしょうか?
分かりにくい文章ですがよろしくお願いします。
横強は発生が早く、判定も強いですが持続が長い訳ではありません。
故に読み合いで、タイミングをずらすことによって横強の後隙を狙うロータリーや膝が選択肢となります。
横強の発生5Fに対して、ロータリーは最速でも11Fなので結局大きく負けており、どうせならばしゃがみに強いというオマケが付いている上で、1発ヒットした後のリターンも高い膝を選ぶという選択肢を多く取り入れたのだと思います。
>これに対しては横強読みで先に膝を置いておき膝の強判定を横強に合わせるという振り方をするのでしょうか?
その通りだと思います。
当て易さのロータリー、ハイリターンの膝、と言った選択肢の中でどれを選んでいるか、と見分けると良いでしょう。
なるほど良く分かりました。MARSさんありがとうございました。