マルスの横Bは空中で使うと、落下速度がリセットされます。
また、横Bのモーション中にも横移動は続くため、一瞬フワッと浮いたような感じになります。

これを使って、遠くにふっとばされたときに空中で何度も横Bを使うことで復帰できる距離を伸ばすことができます。

ここまではマルスの基本動作ですが、横Bを使う 間隔 はどの程度にしているでしょうか?

マルスの横Bは発動と同時に、マルスの横速度が 0.8 倍、縦速度がリセットされるという性質があります。
この横速度の 0.8 倍というのがやっかいで、復帰のためにスティックを倒し続けても
横Bを使うと移動速度が落ちてしまします。

例えば横Bの全体フレームの 29F 毎に、つまり最速で横Bを何度も使い続けると、横移動速度がどんどん小さくなっていきます。
がむしゃらに横Bを連打することは、落下が遅くなっても横にも移動できなくなるため、無意味なのです。

どの程度の間隔で振るのが良いか調べるために、内部的な数値を調査したところ、
先述の通り、横B発動時には横速度が 0.8 倍になり、
横Bのモーション中は横速度がフレーム毎に 0.0025 ずつ減り、落下速度が 0.06 ずつ増えていました。

全体モーションの 29F が終了した後はマルスの運動規則に従いますので、スティックを入力していれば
6F で横速度は回復して上限に達します。

つまり、最速の 29F 間隔で横Bを使うと横速度がどんどん減少していき、36F 以上の間隔で使うと
落下速度が十分に緩和できていないといえます。

横移動速度を最大に保ちつつ、最大限落下速度を抑えるには 35F に1回の間隔で横Bを使えばよいことがわかります。