こんにちは。名古屋で活動中のファルコン使いのながいもと申します。
今回は自分なりのキャラ対をまとめてみて、ファルコン使いの方々と議論ができたらと思い投稿するに至りました。
コメント欄を有効に活用しつつ少しでも 有益なものにできたら幸いです。

まずはファルコンの対狐について
やはりファルコン使いの永遠のテーマと言っても過言ではないでしょう。

まずこのカードのファルコン側の辛いところを申し上げますと、

火力面
・空後、上強の対空性能の高い技によってこちらの飛び込みが通しにくい
・地上戦を仕掛けるにしてもリーチの短い掴みで崩すことになるのでこちらも通しにくい

防御面
・リフからの被火力がとてつもなく高く、浮かされてからの着地狩りも拒否ができない
・技の発生が遅く暴れる手段が少ない
・崖際の横スマでほぼ復帰が詰んでしまうので一度外に出されると絶望しかない▂▅▇█▓▒ (’ω’) ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁ!!

初心者の人にも分かりやすく説明させていただきましたが、要するにこのカードは狐側が有利に事を運べてしまいます。
立ち回りで不利である以上、ファルコン側は如何にして相手を掴むorダウンさせるかが問われてきます。
そしてその状況に持ち込んでから、どれだけ相手に痛手を負わせられるかが鍵となります。

次に各距離でこちら側が意識することを要約しますと、
〜近距離〜
技の発生が遅いのでまともにやっては判定負けするので少し距離を置く。
一度近づいて相手を崩せたのなら、チャンスを逃さずリターンを取っていきましょう。

〜中距離〜
相手との間合いに気をつけつつ、こちらの飛び込みを通すか、掴みを通すかで火力を取っていきます

〜遠距離〜
相手のブラスターにより、相手に近づかざるを得ない状況に持ち込まされます。
この際に遠目からの飛び込みはほぼ潰されるので慌てずにじっくり近づきましょう。

こうしてまとめてみると、ファルコン側は中距離から仕掛けた際に得られるリターンのみで勝たなければならないことになります。
そして、その具体的な距離ですが、個人的な見解を申し上げますと、狐側が走行状態に入らないまでの距離を保てるのが理想だと思います。これはファルコン側が狐側の差し込み手段を捌く上で走行リフに対処することが至極困難であるからです。(※絶リフから安定して火力を取れる人は正直お手上げです。sanneさん人間辞めないでください…)

では、その間合いを保てたとしてこちら側の攻撃の選択肢(各種空中技による飛び込み、掴み)について有効に機能する場面を紹介していきたいと思います。

まずはNAのロータリーキック。
優秀な差し込み技ではありますが、相手にしゃがまれてしまいやすく、ただ思考停止して振っていいものではありません。また、一段目と二段目の発生のインターバルに相手の技が当たってしまうこともあるのが悲しいところ。
常に二段目の先端当てを心掛け、相手がGC掴みを空振りしたときは絶好のチャンスなので逃さないように。
また、相手が少し遠目からNAで飛び込んで来るときにはこの技を予め置いておくことで空対空の手段として活用しましょう。ファルコンのNA一段目の発生は7F、狐のNAの発生は4Fなので常に早出しを心掛けましょう。

次にファルコンの代名詞でもある膝。
コンボの締めや、場外への追い討ちとして使われる印象がありますが、飛び込み手段としても優秀です。
ファルコンというキャラの性質上、空中技を打った後に急降下を入れるか入れないかで飛び込みの軌道が顕著に変わるので、これを使って相手を揺さぶるのは非常に効果的です。
膝を放つ際にも、敢えて急降下を入れないことで深めの距離に技を置くことが出来るので、間合いを離そうとステップしている相手に刺さる場面が多々見受けられます。
また、相手を崖際に追い詰めた際にはプレッシャーを与えられる技であるので、甘えた回避行動などはこれで狩れるとベスト。
もし、仮に膝をガードされたあとでも有利フレームであるので、そこからの展開(弱によるジャンプの潰しや、回避狩り)を自分なりに把握していると相手を崩せる機会も増えると思います。

次に、空下の踏みについてです。
この技を通せるか通せないかで戦況が大きく変化します。
ステップ戦から不意に踏みに行って荒らしに行くのもなかなか有効であり、技の発生前の姿勢は技を喰らう判定が瞬間的に小さくなることもあるので、GC踏みなどという強気な選択肢を狙ってみるのもありかもしれません。(逆に狐側はこの選択肢を通さないことが肝になります。)
この技が空中で相手にヒットした際には、直後に弱を打つことで弱起こしとして機能することもあり、セットプレイとして覚えておくといいでしょう。
また、全身に技判定があるので台上の起き攻めに関しても優秀なものがあり、狭い台であればあるほどその有用性は高まるかと思います。
背中側の技判定の方が広いので、これを利用して、釣り行動として敢えて浅めにロータリーを振り、釣られて仕掛けてきた相手に置き踏みをお見舞する(通称wizzrobe踏み)も効果的な戦法です。

次に空後のバックナックル。
技の発生は少し遅いですが、長いリーチと高い対地性能を持っており、引きSJ空後は近い間合いからの狐側の飛び込みを空対空できる技だと個人的に認識しております。技の先端部分を当てることが出来ればある程度の間合いを保つことができるので、着地狩りされにくいという強みも魅力の一つです。
相手のベク変ミスから空後からの膝が確定する場面もあるのでしっかり決めていきましょう。個人的に空後のときの着地キャンセルが難しい。。。笑

次に空上のオーバーヘッドキック。
ファルコンの空中技としては発生が早い部類であり、上方向に強い技判定がある。相手のジャンプ行動や、台上起き攻めはこの技を活用するといいでしょう。
また、低空でこの技を当てた際には相手が受身入力を失敗していることが多いのでダウンに膝をお見舞いしてやりましょう。

お次は、掴みを狙う場面ですが、率直にいうと非常に貪欲に狙わないといけないと思います。リターン重視の択であるのでそれなりのリスクも承知の上で仕掛けていきましょう。
中距離でステップしながら様子を伺っている相手に対して、ふてぶてしく深めに掴みに行くと通る場面が多くあるかなという印象です。
また、リフを空中で喰らったとき(浮きリフ)時には通常より早くこちら側が動けるので画面をよく見て掴みを通しましょう。
相手の着地間際でない空中攻撃については、ファルコンの重さを活かしてしゃがみ掴みを狙うのも有効な手段ではないでしょうか。
掴んでから上投げ下投げを使い分けて%を稼ぐわけですが、投げからのコンボで撃墜可能%付近になると狐側は上投げと下投げに対しても横(ファルコンから離れる方向)にベクトル変更をすることでコンボから逃れようとしてきます。それを逆手に取り、こちら側は前投げを選択すると相手を場外に追い出しやすくなります。

お次は復帰阻止についてです。
狐の二種類の復帰技、そして上B技の変幻自在な軌道に付き合わされるので読みあいを制さなければなりません。
まずは相手の復帰行動をギリギリまで見極めてからアクションを起こすのが大切です。
そのために引き絶空からの崖掴みは必ず急降下を入れましょう。
崖際で踏むことは相手に崖受身を取られる可能性が高いのでおすすめできません。
相手の崖から下の上B復帰には崖離し空後が効果的なのでおすすめです。

これまでに述べた見解は名古屋の狐使いであるbitou氏との対戦からの考察がほとんどであるので、10人10色なプレイスタイルの幅を生み出せるフォックスというキャラの対策として到底網羅できるものではありませんが、大雑把にまとめさせていただくと、
・間合い管理を徹底してくる相手には深めの差し込みが機能しやすい
・ガン攻めでラインを押してくる相手には技の早出しを心掛けて徹底的に潰すことことが肝心

ということ意識を持つといいのではないかなと思います。
思いつくことを書き並べたために拙い文章かつ、至らない部分も多々あるかと思いますが、これを基に議論を展開できたら幸いです。
長文失礼致しました。